寝坊しないようにするには?

1日の始まりである朝、朝をすっきりと迎えることができるかどうかで1日の気分ややる気も変わってくるでしょう。そんな出鼻をくじく要因となるのが寝坊です。寝坊してしまって慌ただしい朝を迎えると、それだけでくたびれてしまって嫌になってしまいますよね。では、寝坊をしないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

 

当然のことですが、寝坊は睡眠が十分ではないと発生しやすくなります。ですから睡眠をしっかり取ることは寝坊の予防の第一歩です。この「睡眠をしっかり取る」とは時間のことだけではなく、むしろ睡眠の質を高める必要があります。睡眠の質が低くいくら寝てもすっきり起きられないということは非常によくあることですので、寝る直前までスマートフォンをいじっていたり激しい音楽を聴いているなど、入眠を阻害するような習慣を持つ人は要注意です。

 

またこれも当然ではありますが、二度寝をすると寝坊のリスクは非常に高まります。一度目が覚めたがまだ眠いという状態は覚醒しきっていない状態で、この状態から再度眠りに入ると速やかに深い眠りへと落ちていきやすいため、あと5分だけ、10分だけといった短時間の二度寝は高確率で失敗することになります。二度寝の気持ちよさは確かに堪えられないものがあるのですが、寝坊してしまってせわしなくストレスの溜まる朝の時間を迎えては、その気持ちよさを考えても差し引きマイナスといったところです。二度寝はしないようにしましょう。

 

睡眠の質を高めるには?

 

毎日の寝坊を予防しすっきりと目覚めるためには、何より睡眠の質を向上させることが重要になってきます。もちろん毎日飽きるくらい寝ることができるならばそれでもいいかもしれませんが、睡眠に充てることができる時間が限られている以上、睡眠の質を高めて充実した睡眠を取ることが現実的な寝坊の予防法というわけです。では、具体的に睡眠の質を高めるにはどうすればいいのでしょうか?

 

睡眠の質が高いという状態は、つまりは深い睡眠に落ちている時間が長いということです。誰もが眠りにつけば自動的に深い睡眠へと落ちていくわけではなく、入眠前に活動性を司る交感神経を刺激するようなことをしていると、入眠後もしばらく浅い睡眠にとどまってしまい、朝が近づいてから深い睡眠に入り始めて寝起きが非常に悪いものとなってしまいます。ですから、速やかに深い睡眠へと入れるように気をつける必要があります。

 

具体的には、入眠前にスマートフォン操作など強い光を目にするような行動を避ける、刺激的な音楽を特に大きなボリュームで聴くことは止める、頭を使うような知的活動を避ける、ストレスの原因になるようなことを避ける、などが重要です。いずれも交感神経を刺激して脈拍・血圧・体温などを上昇させる行為です。特に近年では睡眠前のスマホ操作が原因で子供の睡眠の質が低下していることが問題視されています。睡眠前1〜2時間はスマホを操作しないようにしたほうがいいでしょう。

 

二度寝を防ぐには?

 

二度寝は寝坊を防ぐためには絶対にしてはならないことです。いくら予定時間より少し早く起きたからといってもう一度寝に入ると、急激に深い睡眠へと落ちることになるため、そこから短時間で目を覚ますことは非常に難しいのです。それは経験的にも多くの人が実感していることでしょう。しかしながら二度寝の誘惑を振り払うことは難しく、根性論でなんとかなる問題でないことも確かです。そのために、二度寝を防ぐような対策を考えましょう。

 

二度寝に落ちてしまうのは目が覚めても十分に覚醒しきっていないためで、頭や体を少しでも使って覚醒レベルを高めれば二度寝のリスクは大幅に低下します。例えば原始的な方法ですが、目覚まし時計をベッドから離れた場所に設置したり、二つの目覚まし時計を互いに離して設置することで、目覚ましをオフにしたときにはすでに覚醒レベルが高まっている状態にするという方法は二度寝を防ぐために確実な方法ではあります。ただし方法によってはストレスになりますし、毎日のように目覚ましに振り回される朝ではストレスを溜めた状態で一日を始めることになってしまうため、方法については熟慮が必要です。

 

また、人間は光を浴びる量によって体内時計に補正をかけて正常化する働きを持っています。起きる時間にもよるのですが、自然に光が差し込むようにカーテンなどを調節したり、可能ならば朝起きる数十分前に照明がオンになるようにして光を浴びると、スムーズに起きられ二度寝の予防にもなります。

 

絶対に寝坊しないために使いたい寝坊対策目覚ましグッズ

 

絶対に寝坊しないためにはやはり目覚ましに工夫するのがもっとも手軽で確実です。最近では非常にバリエーション豊かな目覚まし時計が販売されており、止めるまでに手間がかかるものや大きな刺激を与えて目を覚まさせるものなどがあり、どうしても起きなければならないときの心強い味方となるでしょう。そんな目覚ましグッズの一部を紹介してみたいと思います。

 

まずベーシックなものとしては、振動機能付きの目覚まし時計が増えています。目覚まし時計といえば音であり、確かに目覚ましのアラーム音は大きいのですが毎日使い続けると慣れてしまう人が多いもので、アラームが鳴っても平気で寝続ける人もいます。しかし振動は音とは全く別方向からの刺激であり、一見大したことがないように思えても目覚まし効果は意外と大きいものです。

 

また最近では光目覚ましが注目されてきています。光目覚ましとは文字通り目を覚まさせるために強い光を照射する目覚ましであり、朝日が昇ると自然に目が覚める人間のメカニズムを利用した目覚まし時計です。強い光を発するLEDを搭載した光目覚まし時計などはそれなりにいい値段がしますが、目覚めがよく利用者の満足度は総じて高いです。

 

その他の変わり種としてはアロマテラピー効果を期待した香る目覚ましや、止めるまで動き続ける逃げる目覚ましなどというユニークなものもあります。

 

単体の目覚まし時計以外にも様々な目覚ましアプリがAndroid・iPhone用にリリースされており、クイズやパズル形式で頭を使わないとアラームが止められないなどのスマホならではの仕組みが用意されています。

 

寝坊が治らない人は病気かもしれない

 

いくら工夫に工夫を重ねても寝坊が治らないという人はおり、社会生活上大きな問題となっている人も少なくありません。学生時代ならともかく、社会人になって寝坊で遅刻などしたらクビになることもありますよね。本人もその深刻さを重々認識し、様々な対策を講じているはずなのに寝坊が治らない……そのような場合は、寝坊の原因が病気にあるのかも知れません。

 

寝坊するのは睡眠が十分ではないからに他なりません。したがって極端な睡眠時間不足にある場合はもちろん寝坊するリスクが高まるのですが、それだけでなく時間は取れているが睡眠が極端に浅いという可能性も考えられます。そしてもっとも頻繁に発生する睡眠を浅くする原因は、睡眠時無呼吸症候群です。睡眠中に舌などが気道をふさいでしまい呼吸が阻害される睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まっては深呼吸して空気を取り込むという行動を無意識に繰り返すことになり、睡眠も浅くなりますし疲れが取れるどころか疲労が蓄積することにさえなります。慢性的にいびきをかく人の大半が睡眠時無呼吸症候群というデータもあるほど身近な存在であり、いくら寝ても疲れが取れないという人は疑ってみる必要があります。

 

睡眠時無呼吸症候群に限らず、睡眠が浅くいくら寝ても眠気が取れずすっきり起きられないという病気はいくつもあります。病的と思えるほど寝坊が繰り返される場合は、一人で悩まずに病院で看てもらうべきです。